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大相撲の格付けの最高位。大関以下と違い本場所で負け越しても、何場所休場しても番付が下がらない。平幕力士に負けると「金星」を配給することになる。 横綱への昇進は、1950(昭和25)年から日本相撲協会が、有識者で構成される「横綱審議委員会」(横審)に諮るとともに、理事会で昇進を決定している。横審の横綱推薦に関する内規では、「大関で2場所連続優勝」がひとつの基準である。なお、横綱になると待遇も破格となり、月給282万円(大関234万7000円)、場所ごとに受け取る本場所特別手当は20万円(同15万円)。昇進時の名誉賞は100万円(同50万円)。引退時に受け取る養老金の基本額は1500万円(同1000万円)、場所ごとに師匠が受け取る養成奨励金は30万円(同も20万円)。付き人も、大関時代は5人だが、横綱になると土俵入りの準備もあるため10人前後に増える。また、部屋だけでなく一門の力士がかり出されることも。横綱、太刀持ち、露払いが締める三つぞろいの化粧まわしなど身の回りの品も多くなるため、明け荷も1個から3個に増える。引退後は、現役時代のしこ名のまま協会に残れる期間が大関の3年から5年に増える。これまで、外国出身力士は4人いるが、年寄名跡の取得には日本国籍であることが条件となっている。

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出典:公式総合情報データベースサイト「coron」 執筆者 : .

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