[caption id="attachment_905" align="aligncenter" width="900"] macOSでIntel Hyper-Threading Technologyを無効にする方法[/caption] 最終更新 : 2017/07/08 以下のmacOSバ...
最終更新 : 2017/07/08
以下のmacOSバージョンではこの方法でIntel Hyper-Threading Technologyを無効にすることができます。
- ・OS X Mountain Lion(10.8)
- ・OS X Mavericks (10.9)
- ・OS X Yosemite (10.10)
- ・OS X El Capitan (10.11)
- ・macOS Sierra (10.12)
手順
インストールが完了したら、Finderでアプリケーションフォルダを開き、Xcodeアプリの項目を選択してコンテキストメニューを開き、「パッケージの内容を表示」をクリック
Contents -> Applications とフォルダを選択して進み、表示されたアプリの一覧から、Instrumentsアプリの項目をクリックして開きます。
※このような画面が表示されますが、今回は設定画面のみを使用するため使用しません。
左上アップルマークのアイコンの横にある「Instrumnets」をクリックして、「Preferences」をクリックして開きます。
次に、Perferencesウィンドウの上部にある「CPUs」をクリックして選択し、下に表示されている「Hardware Multi-Threading」の左にあるチェックを外します。
チェックが外れ、コア数がCPUの物理コア数と同じ表示になれば、設定が完了します。Instrumentsアプリを終了して下さい。
確認方法
Launchpadまたはアプリケーションからアクティビティモニタを開き、上部メニューバーのウィンドウから「CPUの履歴」を開きます。
CPUの履歴ウィンドウで、上から偶数のグラフがまったく動作していない状態になれば、Intel Hyper-Threading Technologyが無効になった状態です。
注意点
再起動またはスリープを行うと、HTテクノロジが有効になった状態に戻ります。そのため、Mountain Lion以降のOS X/macOSでは、常にHTテクノロジを無効にすることは出来なくなっています。Skylake,Kaby Lakeにて発生したマイクロコードの問題については、製造元のアップルからAppStoreを経由してEFIファームウェアのアップデートが提供されることにより、マイクロコードの問題を解決することができます。
Mac OS X Lion以前の場合は以下の方法でIntel Hyper-Threading Technologyを有効・無効に切り替えることができます。(※要再起動)
Intel Hyper-Threading Technologyを無効にする
sudo nvram SMT=0
Intel Hyper-Threading Technologyを有効にする [初期値]
sudo nvram -d SMT