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相変わらずお高いスマホの維持費、なんとかならんの?



2008年にiPhone 3Gが登場してからはや7年、モバイル業界におけるスマートフォンの普及率は一定の落ち着きを見せてはいるものの、今も変わらず増加傾向にあり、

世界でもスマホの普及率が低いと言われる日本でもついに50%を突破しました。


他方、端末性能の進化もとどまるところを知らず、最新機種は“64bit”という新境地に突入。

充電の少なさやAndroid端末における不安定さ等の問題もどんどんとクリアしていき、進化を止めないスマートフォン市場はいまだ成熟・衰退の兆しを見せません。



不景気が叫ばれて久しい昨今、もうスマホなしでは生きていけない若者にとって、あるいは子供にスマホを持たせる親御さんにとっても、スマートフォンの月額料金は生活の死活問題となります。

通話料は高いわパケ代は高いわソシャゲの課金額も高いわで、高額な料金をお支払いの方も多いことでしょう。



そんなスマートフォンの維持費。

「MNPでキャリア変えても、結局のところ基本料金は変わらない」からと、プランの見直しを忘れていませんか?

ある方法を使えば、毎月2GBのパケットで月々1000円、7GBでも3000円、極限まで安くしようと思えば月々480円だけでの運用も可能になるのです。

 

 

 

 

安くする方法その1 「MVNOを使う」

 

 

その方法とは、ズバリMVNO( Mobile Virtual Network Operator 、仮想移動体通信事業者)サービス

巷では「格安スマホ」「格安SIM」といった名前で呼ばれている、アレです。

 

 

携帯電話やPHSなどの物理的な移動体回線網を自社では持たないで、実際に保有する他の事業者から借りて(再販を受けて)、自社ブランドで通信サービスを行う事業者のこと。

 


・・・というのはWikipediaの記述。

 簡単に言えば、「携帯電波をキャリアと契約していなくても使えるようにするサービス」です。


現在では30以上のプロバイダがこのMVNOサービスを提供しており、総プラン数は150以上です。増えすぎ。

このMVNOサービスでは、ショップで携帯端末も購入できるドコモ等と違い、プロバイダからは基本的にはSIMカードのみしか提供されず、携帯電話端末を各自で用意し、SIMカードを挿入して利用することになります。








安くする方法その1.5 「MVNOって?」 


MVNOとSIMカードについて。
少し携帯の仕組みについて説明。
※電波=何本も束ねられたぶっといケーブル、と変換して読んでいただくとイメージしやすいかも。
わかりやすく言えばSIMカードは「契約の証明書」であり、「電波の情報書」でもあります。
「契約の証明書」部分には『どのプロバイダと契約しているか』という情報が、
「電波の情報書」部分には『契約プロパイダの電波はどの周波数か』『周波数帯域のうちどの部分が使用可能か(=ぶっといケーブルの中で、何本のケーブルを使えるか)』という情報が記されています。
例えば普通にドコモで契約している場合。
携帯電話は電源を入れるとまず「契約の証明書」の部分を読み取り、ドコモと契約していることを確認します。
裏が取れたら今度は電波を掴みにかかりますが、私達が生活する日本には多数の電波が飛び交っており、このままではどの電波を掴めばいいのかわかりません。
そこで「電波の情報書」の部分を読み取り、『ドコモの周波数の電波』のうち『ドコモで使える帯域(=使えるケーブルの本数)』を判断して、実際に電波を掴みにかかります。
携帯電話はこうして通信しているのです。
「ほー。で、結局なんで安くなるのん?」と思った方は多いでしょうが、MVNOでは『帯域(使えるケーブルの本数)』が制限されています。
通常ドコモなら10本のケーブルが使えるところ、あるMVNOプランでは5本しか使えなかったり、普段は8本使えるが一定容量を超えると3本まで減らされるようになってたりします。
ケーブルの本数が少なければ一度に転送できるデータ量も少なくなりますから、容量あたりの速度は当然低下します。
つまり。

MVNOとは、「ケーブルの本数が少なくて速度や容量が減ってしまうけど、その代わりに安くするよ!」というサービスであり、
このノートのタイトルである「スマートフォンの料金を極限まで安く抑える方法」とは、MVNOサービスを使って月額料金を抑えよう!という事なのです。
・・・上の小難しい話を抜きにすると、MVNOではプロバイダがキャリアの電波を謂わば『間借り』して携帯電波を提供しています。
そのため、プロバイダ側には
・保守点検等に費用がかからない
・カスタマー向けの拠点(=実店舗)を持たなくて良い
・端末を販売しないため、端末の分割代金の上乗せがない

といったメリットがあり、それもあって料金が安めに設定されているのです。

安くする方法その2 「スマホを用意しプロバイダと契約する」

さて、そんな『MVNO』サービス。

始めるにあたって、まずは端末(スマホ)を各自で用意する必要があるというのは上で書きましたが、今お持ちの端末がドコモ・auのどちらかであれば、そのまま使うことが可能です。(ただし、auの場合はプランが少なくなります)

iPhoneは端末の再アクティベートが必要になるので、不可能ではないですが結構ややこしいです。方法はここでは説明しませんのであしからず(それだけで知恵ノート1冊書けるぐらいの量になるし・・・)


ソフトバンクの人、あるいはガラケーからスマホにしようとお考えの人は、中古ショップ等でドコモもしくはauの端末を購入しましょう。

 ドコモのほうがプロバイダ数が圧倒的に多く、選択肢が豊富なため、こだわりがなければドコモの端末をオススメします。

そんなわけで端末を用意できたらMVNOサービスを契約しますが、MVNOサービスのプロバイダはほんとに大量に存在するので、予備知識なしではどれを選べばいいのか迷うことは必至です。

ここでポイントとなるのが、

・現在の毎月のパケットの利用量はどれぐらいか?

・現在の毎月の通話量はどれぐらいか?

の2点。

さらに、音声通話については

・音声通話付きSIMカードを使う

・ガラケーと2台持ちする(筆者推奨パターン)

・IP電話サービスを使う

の3つの選択肢が存在します。

パケット通信料はスマートフォンの設定から、通話時間は現在契約中の各キャリアの利用明細等から、それぞれ確認しておきましょう。

基本的にはご自分にあったプロバイダ・プランを選択すればいいのですが、先にも書いたとおりプロバイダは非常に多岐に渡ります。ぶっちゃけ書ききれません。

ですので、詳細なプロバイダ一覧はご自分で調べていただくとして、ここでは最も需要がありそうな、

・パケット多め(7~10GB)、電話は少なめ(月10分以下)

・パケットは少なめ(1~2GB)、高速通信はほしい、電話は普通~多め(月1時間~2時間以上)

・パケットも電話も少なめ

・パケットも電話も大量(パケット15GB以上)

の4つのパターンでの、筆者オススメの契約構成をご紹介しますので、参考にしてみてください。

【パケット多め、電話は少なめ】

(,,゚Д゚) 「 Youtubeを毎日見てたら月の後半には余裕で制限オーバー、常時低速なのに月10000円とか高すぎワロタ、カケホーダイとかムダでしかないじゃん、なんとか安くならねえの!?」

そんなアナタに 『 音声通話付き格安SIM 』

スマートフォン

DMM mobile 

DMM mobile シングルコース 通話SIMプラン

初期費用 3,000円

月額 4,480円(10GBコースの場合)  通話料 20円/30秒

※1年縛り

※料金はいずれも税別、詳しくはリンク先を参照

※ドコモ端末のみ

○プロバイダとしては新参の部類に入るDMM mobileですが、音声通話つきSIMのコストパフォーマンスはトップクラス。

シングル通話SIMプランでは最も多い10GBが4,480円、さらに8GBで3,580円、7GBまで我慢すれば2,880円と、ドコモ等のキャリアの約半額までパケット料金が抑えられます。

さらに通話の基本使用料は無料ですので、電話をそんなに使わないのであればカケホーダイの料金も抑えられます。

もちろんMNPも可能です。


通信容量は、コスパ的には7GBが一番オススメです。7GBで2,880円とか、いい時代になったもんですね。1GBで2,000円とかだった頃が懐かしいわ。

さらにDMMには「バーストモード」という機能があり、規定容量を超えても、接続して最初の数秒は高速で通信できる、というもの。

これにより使いすぎで低速化しても、メールやデータ量の少ないWebページなどは快適に利用することができます。

注意点としては、無料通話分などというものは存在しないので、電話し過ぎるとものすごく通話料が嵩みます。

1日1分でも1ヶ月で1200円という驚きの割高設定なので、できるだけLINE等の通話アプリを使うようにしましょう。

また、留守番電話サービスなどの一部サービスが利用できません。

 

【パケットは少なめ、高速通信がいい、電話は普通~多め】

从 ゚∀从 「 データ通信はあんまり使わないけどタスク管理やスケジュール管理に便利すぎてスマホは手放せない、でも取引先や恋人相手との電話はバリバリ使うから通話料ヤバイ、仕事できてモテる女ってマジ大変だわーマジ電話代安くならねーかなー!」

そんなアナタに 『 かけ放題ガラケー と MVNOスマホ 2台持ち 』

スマートフォン

OCN モバイル 

OCN モバイル ONE SIMパッケージ 70MB/日コース

初期費用3,000円  月額900円

※ドコモ端末のみ

ガラケー

カケホーダイ

カケホーダイ(ドコモ)電話カケ放題(au)スマ放題(ソフトバンク)

いずれも月額2,200円

OCNの980円のやつ。 いつの間にか900円になっていたのね。

 

月額900円という価格で150Mbpsクラス(LTEの場合)の高速通信が使えるおなじみOCNの格安プラン。

70MB/日コースではそのまんま、1日につき70MBまで高速で通信できます。また、70MBを超えても速度が遅くなるだけで使えなくなることはありません。

70MBというと少なく聞こえるかもしれませんが、メールやLINE、ニュースアプリやゲームアプリ、ネットサーフィンなどには余裕で耐えられる容量です。

さらに、翌月繰り越しならぬ翌日繰り越し機能つき。

こうなると1日の最大は140MBになるので、「たまには動画見たいなー」と思った時にも快適に利用することができます。

筆者もOCNモバイルONEを利用していますが、この翌日繰り越し超便利です。いやほんとに。

30MB/日の頃はちょっと調べ物とかで動画見るだけで容量枯渇してたからね・・・


しかしこのプランはデータ通信専用なので、このままでは電話が使えません。

そこで050から始まるIP電話・・・と以前の俺なら言っていたが、なんと最近になって主要キャリアから国内通話定額プランが登場しています。


この通話プラン、3キャリアともサイト上ではなかなか分かりづらいですが3G携帯、いわゆるガラケーでも契約可能で、さらにガラケーの場合スマホより500円安い2,200円で契約できます。

固定電話は別料金とかPHSは別料金とか一切ナシ、ウィルコムよろしく10分すぎたら通話料発生、なんてこともありません。(2年縛りはありますが)

端末は中古で安く(2~3000円程度です)購入するか、家に眠ってるガラケーを引っ張りだし、キャリアショップに持って行って契約してもらえばOK。

OCNモバイルONEと併せて税込みおよそ3,300円で、ネットは不自由なく使えて電話はかけ放題になります。

注意点としては、2台持ちであること。よく聞くのが「2台持ちって面倒くさそう」という意見。

これについては、主観的な意見ですが、3年近くカケホガラケーとMVNOスマホの2台持ちを続けた筆者の感想としては「ぶっちゃけ慣れたら大したことない」という感じです。

ポケットが嵩むのは特に苦ではありませんし、むしろ「ガラケーは左ポケット、スマホは右ポケット」と決めておけばバイブだけで電話かメールか判断できるというどうでもいいメリットがあったり、

「充電2台分でしょ?」と最初は思っていましたがネットを使わないガラケーはマジで全然電池が減らなかったり。4日ぐらいは余裕で充電いりません。

スマホ1台でキャリアと契約して同じことをすると6,000円ほどかかりますから、約半額と考えれば・・・2台持ちも一考の価値アリではないでしょうか。

【パケットも電話も少なめ】

( #´・ω・`) 「 メール?電話?んな相手カーチャンしかいねーからほぼ使わねーわ、なのに電話代5000円とかなめとんか、え?じゃあスマホやめればいい? スマホがないと俺の嫁(二次元)に会えねえだろうが!!

そんなアナタに 『 激安SIM と IP電話 』

スマートフォン

WIRELESS GATE

SIMサービス 480円プラン

初期費用3,000円

月額480円(税込)  速度250kbps(ベストエフォート)

※ドコモ端末のみ

音声通話

FUSION

IP PHONE SMART

初期費用・月額費用0円  通話料 8円/30秒

 

◯長らくMVNO最安値の看板を守り続けてきたDTI。その牙城をついに崩したのがワイヤレスゲートの480円SIM。

文字通り、なんと月額480円でデータ通信が使い放題。

速度は250kbpsと遅いですが、SNSやソーシャルゲーム等の実際の通信料が少ないものであれば割とストレスなく利用できます。

IP PHONE SMARTはスマートフォンで利用できるIP電話サービス。

050から始まる番号を取得でき、IP電話なので回線交換網を使用せず、データ通信のみで音声通話が可能です。

こちらは基本料金は0円

2つを併せて、月額480円+通話料のみで、電話ができてネットも低速ながら使い放題のスマートフォンを持つことができます。

表題はごくごく一部の人向けな文言ですが、初めてお子様にスマートフォンを持たせる時なんかにもちょうどいいプランではないでしょうか。

【パケットも電話も大量】

( ;´∀`) 「 タブレットとノートPCもあるから出先のテザリングで容量がすぐ枯渇する、仕事で電話もしまくるから電話代も嵩む、MVNOにしようにも容量と速度と通話料を見る限りじゃボクには向いてなさそうだし、諦めて今まで通り高い維持費払うしかないのか・・・」

そんなアナタに 『 WiMAX + ガラケー 』

データ通信端末

UQ WiMAX

UQ Flat ツープラス ギガ放題

月額料金4,380円 (2年縛り)

速度制限・容量制限なし

ガラケー

カケホーダイ

カケホーダイ(ドコモ)電話カケ放題(au)スマ放題(ソフトバンク)

いずれも月額2,200円

◯データ通信をたくさん(月15GB以上)使う人には、MVNOよりもWiMAXの方がオススメ。

ちなみにあえて公式のリンクを載せましたが、@nifty等ならもう少し安く、キャッシュバックも受けられます。

MVNOにも高速データ通信が容量無制限で使えるプロバイダは存在しますが(老舗のこことか新鋭のこことか)、いずれも実効速度がイマイチ。

容量を大量に使う人にとっては容量と同じくらい速度が大事なので、MVNOは不向きと言えます。

対してWiMAX2(ギガ放題)では速度・容量制限が無いので、タブレットだろうがノートPCだろうがガンガン使えます。

またエリアによりますがWiMAX2+はLTE(MVNOの電波)と比べ実効速度がとても早く、他のMVNOが10Mbpsがせいぜいなところ、悠に40Mbpsぐらいは出ます。大容量ファイルを頻繁にやりとりする人にはオススメです。

通信料を抑えるためにはまずスマホの契約を解約し、端末自体は常時Wi-Fi接続状態で使用。音声通話もガラケーかけ放題を契約し、可能なら家のインターネットも解約してWiMAXのみに絞ってしまいましょう。

かけ放題と併せておよそ6,700円ほどで、あらゆるデバイスでネット使い放題・電話も国内通話し放題、というおよそモバイルとしては最上級な環境を作ることができます。

欠点はWiMAX端末を常に持ち歩く必要があること。

WiMAXが無いとスマホでの通信ができないため、WiMAXの充電にも気を配る必要があります。

とは言えネット・通話に制限なしで6,700円は相当安いので、特に容量制限が気になる人にはオススメです。

また、電波の入るエリアはどうしてもMVNOには負けるので、ワイヤレスゲートの480円SIMを契約し、非常用としてスマホに差しておくのもアリでしょう。

【番外】

(# ゚д゚) 「 DMM mobile ※ドコモ端末のみ  OCN ※ドコモ(ry  WIRELESS GATE ※(ry ・・・って、ドコモばっかりやんけ! auのスマホでも使える言うたからちゃんと読んでたのに結局WiMAXだけかい! 俺の時間返せアホ!!」

そんなアナタに 『 auスマホが使えるMVNOプロバイダ 』

スマートフォン

mineo

UQ mobile

mineoUQ mobile

※料金はそれぞれのリンク先参照

※au端末のみ

 

auにもMVNOあるよ! 今のところ2社しかねーけどな!

プロバイダ・プランの豊富さではドコモMVNOに軍配が上がりますが、auにも対応プロバイダが存在します。

それが「mineo」「UQ mobile」です。

mineoはUQに先駆けて業界初・auの電波が使えるMVNOプロバイダとして登場。

プランはデータ通信のみ・音声通話付きと基本2種類は押さえており、料金も2GBで980円(データ通信のみの場合)と比較的安価な水準です。

データ容量が1GB・2GB・4GBの3種類しか無いのが玉に瑕。

対してUQ mobile、こちらはmineoには無い容量無制限のプランが存在します。

実効速度300kbpsで1,980円と少々割高ではありますが、選択肢が少ないauのMVNOではこちらも候補に入ります。

auの場合は上記2社からしか選べないのが現状ですが、今後どんどん参入プロバイダが増える可能性はあります。

特に端末がauしかない、という理由でMVNOを諦めていた人には朗報と言えるでしょう。

ドコモMVNOの他のプロバイダと比べれば特筆する点は無くとも、キャリアより安いのには変わりませんから・・・

安くする方法その2.5 「MVNOの注意点」

さて。

ここまで割と駆け足で進んできましたが、MVNOもメリットだけではなく、デメリットもいくつか存在します。

まずひとつめ。規制・速度低下が強いです。

MVNOはドコモ(au)の電波を謂わば『間借り』して運用されています。つまり電波自体はドコモ(au)が管理しています。

そしてエリア内利用者が増える等で帯域が圧迫された場合、当然ですがドコモ(au)は自社の契約回線を優先します

つまりどういう事かというと、混雑時の電車内や都心部などの帯域の狭い場所では、例え高速通信プランでも著しく速度が制限される場合があります。

特に都心部の昼頃は実効速度が1Mbps程度になる場合もよくありますので、そのあたりは留意しましょう。速度と料金はどこまでいってもトレードオフの関係なのです。

続いてふたつめ。

キャリアメール(@docomo.ne.ip、@ezweb.ne.jp)が使えません。

これもまた当然ですが回線はドコモでも契約はドコモではありませんから、例えドコモの端末を持っていたとしてもこれらのメールアドレスは利用できなくなります。auも然りです。

ではメールはどうするのかというと、Gmailやヤフーメール等のフルーメールを利用します。

最近はフリーメールでも絵文字も利用でき、プッシュ通知(メールが届いたことを通信せず通知する機能)はMVNOでも使えますから、使い勝手は悪くありません。

というか個人的には、使い勝手が悪すぎるキャリアメールからの脱出という意味でむしろメリットであると感じていますが・・・

しかしキャリアメールをメインに使っている人はメールアドレスを変更せざるをえないので、手間は増えてしまいます。

みっつめ。

少々本流から逸れるデメリットになりますが、新規での利用のハードルが高いです。具体的には、端末を持っていない場合or最新機種に変更する場合だと、費用が結構かかります。

というのも、キャリアの端末を利用しますが、当然ながらキャリアと契約はしませんので、各種端末割引サービスは受ける事ができません。

新機種を買う場合はネットで新古製品等をほぼ定価で購入する必要があるので、頻繁に機種変更をする人には不向きといえるかもしれません。

最後によっつめ。

みっつめと似たような理由ですが、万全なサポート・サービスは受けられません。

通信に関するサポートは問い合わせることができますが、MVNOプロバイダ自体は端末は販売していませんので、端末に関するケアは基本的にしてくれません。

例えば「スマホの操作がわからない」「スマホが壊れたので修理したい」といった場合、操作の仕方は自分で調べるしかありませんし、修理に関してはスマホメーカーに直接問い合わせなければなりません。

また、保証やその他のキャリアサービスも、当然ながら受けることはできません。(保証に関しては、有償で修理対応してくれるプロバイダもあります)。

何かあった時にドコモショップ・auショップに駆け込んでも取り合ってくれませんので、気をつけましょう。

そういった意味で、スマホ初心者には少々ハードルが高いです。

 

まとめると

①速度や容量に制限がある代わりに月額料金が安くなるのが『MVNOサービス』!


②MVNOでは自分に合ったプランを選べる。自分の通信容量・利用スタイルに見合った最適なプランで、パケット代を安くしよう!


③場合によってはガラケーとの2台持ちやIP電話、WiMAXも視野に入れ、賢く快適に節約しよう!








てなわけで。いかがでしたでしょうか。

だれでも安くすることができるMVNOですが、最近では多種多様なプランが登場し、またキャリアと違って2年縛り等が存在しない場合も多く、使い勝手・選択肢はかなり向上しています。

特に自分に合ったプランを選べるのは大きなメリットで、例えば家族みんなでMVNOに変更するなら、

お母さんはメールやSNS、家族とのLINEが基本なのでDMM mobileの通話付き1GBプラン、お父さんは電話はたくさん使うけどメールやデータ通信はほとんど使わないのでかけ放題ガラケー+WIRELESS GATEの480円スマホ、

1日中スマホをいじるお姉ちゃんは速度よりも容量重視でb-mobileの定額無制限プラン、これから持たせる弟のスマホはあまり使わせたくないけど電話・メールはきっちり届いて欲しくてかつ費用も抑えたいので、お姉ちゃんのお下がりスマホにOCNの70MBプランIP電話で1日の容量は抑えつつ遅延のない音声通話を・・・

といった風に、様々な用途・希望に合わせて自由にプランを組めて、かつ費用を安く抑えやすいのが最大の特徴です。

縛りもないのがほとんどなので、試しに契約してみて使用感を確かめ、容量が少ない・多いと感じた場合は翌月に他のプロバイダを選ぶ・・・といったような事もしやすく、失敗も少なめ。

auにも対応したり、音声通話付きで容量単価も安いプランが登場したりと、

MVNOサービスが提供され始めた頃と比べれば、入り口のハードルは相当低くなっています。

これまでなんやかんやでMVNOを躊躇していた方も、これからスマホを買う方も、MVNOに変更してみてはいかがでしょうか?

 

・・・と、いったところで、このお話は以上です。

今回の話を参考に、自分の身の丈に合ったプラン、そしてそれに見合う適正な料金で、快適なスマホライフをお楽しみください。

 

 

 

 

あと最後に1つ。

 

 

 

日本の携帯キャリアはいい加減グローバル化してください。

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出典:公式総合情報データベースサイト「coron」 執筆者 : .

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