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放映期間:1987年1月~4月   撮影時期:1986年12月
使用楽曲:ラデツキー行進曲/シュトラウス
撮影場所:Aerogare de Pontoise(パリ北西郊外)

 

あっという間の2分30秒です。ご覧ください。

全員の息がぴったり合った編隊走行に、軽快なラデツキー行進曲。
ワルツ篇、メトロ篇、ホップ・ステップ・ジャンプ篇と並ぶ4大傑作と称賛されたポワント篇です。

 

 

ポワント篇30秒CM,15秒CMもご覧ください。

 

「ワルツ篇」や「雨編」のテレビCMが大ヒットし内外で数々の賞を獲得したことをきっかけに、
このシリーズの続行が決定。
1986年7月にロケハン、9月末から第2弾の撮影が開始されました。

 

このとき撮影用にフランスに持ち込んだジェミニは全部で21台。
恐らくテレビCMの撮影史上でこれだけの機材を運んだのはジェミニが初めてではないかと思います。

 

 

またカーアクションを担当するレミー・ジュリアン・アクションチームも25名ものスタッフを揃えてくれ、
自社のファクトリーで練習を積み重ねての参加。
ヘリコプター、カメラカー、グリップなどのスタッフを入れると総勢80名ほどの撮影隊が編成されました。

 

 

撮影2期目の作品としてはタンゴ篇やメトロ篇もありますが、放映は後半に撮影されたポワント篇からのスタートです。
撮影場所は、パリ北西部近郊にあるポントワーズ空港。
このポワント篇は、ダンシングシリーズ2期目の最初の放映になることが決まっていたことともあり、
制作サイドとしてはワルツ篇と同じようなヒット作になるよう意気込んで作ったCMです。
作品は小気味よくまとまっていますが、作品中の演技が4種目も入っているという贅沢な作品になっています。
そのため撮影期間は最も長い10日間にも及びました。

 

最初の演目は、1台のジェミニの次に2台のジェミニ、次に3台、4台、5台、6台とジェミニが数を増やしながら
交互に左右から画面の中に登場してくるシーン。

 

2番目は、6台づつ列なった2組のジェミニが蛇行しながら並行走行とすれ違い走行をするシーン。

 

3番目は2組の3列x3台のジェミニが縦横からクロスするシーン。

 

最後は3列x3台=9台のジェミニが前後左右キツキツになって走行し、最後に左右に分かれて1台だけが
真ん中で爪先立ち--バレエで言う「ポワント」を演ずるシーンです。

 

どれをとっても、20人のドライバー達は当然のこと、カメラやクレーンやヘリコプターなどとの息が
ぴったり合わないとOKが出ない演技だったので、1日中朝から夕方まで一つの演目を撮影する日が続きました。
特に難しかったのは3番目の3列x3台の2組のジェミニが縦横からクロスするシーンだったでしょうか。
時間をかけてもなかなかうまく行かなかったので、作品の中では他の演技より短時間しか使われていません。
また撮影は1986年12月の寒い中、しかも毎日雨模様という悪コンディションの中での撮影だったので、
寒さと雨と繰り返しの予定変更で、日々辛かったことが思い出されます。

 

 

でも、ワルツ篇は2台のジェミニがチャイコフスキーの「花のワルツ」に乗って気持ちよく踊るCMであれば、
このポワント編は21台のジェミニが「ラデツキー行進曲」に乗って楽しく行進するというCM。
良い作品に仕上がったので、良しとします。

 

なお、ワルツ篇、ポワント篇とも選曲にも力を入れたCMですが・・・
毎年ウィーンの新年コンサートではアンコールには必ず「ラデツキー行進曲」が演奏されるということなので、
ジェミニの1987年の新年のCMにもこの曲がふさわしいということになり、決定された楽曲です。
良い選曲だといろんな人に言われています。

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出典:総合データベースサイト「coron」 執筆者 : .

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