あ、クルマが地下鉄のホームに・・・ – いすゞジェミニ 街の遊撃手に捧ぐ!

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放映期間:1988年1月~5月   撮影時期:1986年11月 使用楽曲:オ・シャンゼリゼ/ダニエル・ビダル 撮影場所:Place G Mulot, Place Jaques Rueff, Ave de la Motte Piquet, Pont de la Tournel...

 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
放映期間:1988年1月~5月   撮影時期:1986年11月 使用楽曲:オ・シャンゼリゼ/ダニエル・ビダル 撮影場所:Place G Mulot, Place Jaques Rueff, Ave de la Motte Piquet, Pont de la Tournel...
放映期間:1988年1月~5月   撮影時期:1986年11月
使用楽曲:オ・シャンゼリゼ/ダニエル・ビダル
撮影場所:Place G Mulot, Place Jaques Rueff, Ave de la Motte Piquet,
          Pont de la Tournelle, Metro = Charles De Gaulle E'toile & Chatelet-Les-Halles
パリの地下鉄にクルマが入ってダンスするCMとはこれです。
メトロ篇プロモーションビデオ(1分20秒)をご覧ください。

選曲にしても、演技にしても、完成度の高い作品に仕上がっています。
偶然ですが、撮影終了後に飲みに行った店にダニエル・ビダルがいました。

メトロ篇CMを60秒、30秒、地上篇15秒、地下篇15秒CMの順にご覧ください。

先のワルツ篇、ポワント篇、13作目となるホップステップジャンプ篇と並んで人気が高かったメトロ篇。
ストーリーは、2台のジェミニがエッフェル塔の前やバンドーム広場、アルマ橋などで仲良く遊んだ後、地下鉄に
入りホームやコンコースを駆け回るというものですが、ここの地下鉄入口は、バンドーム広場にある地下駐車場
への入口を地下鉄入口風に作りこんでの撮影でした。
またジェミニがメトロと併走した後、再び地上に出てくるシーンも同じくバンドーム広場にある地下駐車場出口を
地下鉄出口風に作りこんでの撮影でした。出口の傍にあるキオスクも借り物です。
しかし、ジェミニがメトロと併走するシーンは、凱旋門の真下にあるシャルル・ドゴール・エトワール駅を
深夜二晩借り切って撮影した本物の地下鉄です。
ジェミニを郊外のメトロ地上駅で貨物車両に乗せシャルル・ドゴール・エトワール駅まで事前に運び込んでおき、
終電が去った後にジェミニをホームに降ろし撮影するといった段取りです。
撮影時間は終電から始発までの約6時間。この間にジェミニのアクションの練習、メトロとジェミニの併走の
タイミング合わせ、ベンチに座っている客やメトロ車内の乗客の演技の打合せ、それらにどの程度の照明を
当てれば地下鉄らしさを保てるかのテスト・・・などを繰り返さなければなりません。
で・・・一日目はとうとう撮影できませんでした。
このメトロ篇がいつもの撮影と異なった点は、初めてタレントを使用したことと、照明に手こずったことです。
このダンシングシリーズではあくまでも主役はジェミニという考え方で制作されてきたので、
CMに人物が登場することは全くありませんでした。
だから登場人物に演技をしてもらうための演出などなかったのですが、
メトロ篇では地下鉄やジェミニの動きに乗客の女性の驚きの顔やホームで電車を待つ人達のあわてぶりなどの
タイミングを合わせる必要があり、そのために何度も繰り返して撮り直しされています。
そして取り直すたびに電車とジェミニを元の位置に戻し再スタートさせて撮影されています。
次に照明ですが、地下鉄自体の照明では明るさが不足。
かと言って照明を当て過ぎると地下鉄の構内らしさが出ません。
残されている撮影日はこの夜だけで、さあ、どうするか?と言う時、助け舟を出してくれたのが、
映画サブウェイ(リュック・ベッソン監督作品)を撮影した照明チームです。
照明はこうして、ああして・・・、フィルムは高感度の何何を使って・・・という風に。
この日も現場に来てくれました。おかげですべて上手くいきました。感謝、感謝です。
感謝、感謝といえば、もう一つ感謝すべきことがありました。
それは、メトロ地下篇15秒と60秒CMにあるジェミニ2台が地下鉄レアール駅コンコースでターンを
繰り返すシーンの撮影準備の時でした。
貨物車両から降ろされたジェミニをコンコースに移動する際、柱の間隔が狭くてジェミニが通れなかった時、
なんと・・撮影に立ち会っていたパリ交通局の担当者がその場の判断で柱を壊す許可を与えてくれたことです。
もちろん原状に復す費用を私たちが持つことを条件にではあったのですが、
一担当者が、上司の許可なしに現場の判断で柱を壊す許可を与えてくれたのです。
パリという都市は、映画や芸術に対し協力的だな~・・・。
さすがに日本ではこうは行かないよな~・・・。
・・・と、まあメトロ篇の撮影は色々ありましたが、外気が2度ぐらいの中、地下鉄の構内は15度ぐらいでしたか、・・・寒さも気にせずに無事撮影は終了しました。

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