ThinkPad X201sへ、Windows 8.1 Updateをインストールしました。ここでビデオ ドライバーについては、デフォルトのドライバー (Windows Updateから適用されるドライバー) を利用しました。こちらのドライバーは、2012年11月26日のバージョン8.15.10....
ThinkPad X201sへ、Windows 8.1 Updateをインストールしました。ここでビデオ ドライバーについては、デフォルトのドライバー (Windows Updateから適用されるドライバー) を利用しました。こちらのドライバーは、2012年11月26日のバージョン8.15.10.2900という少々古いドライバーで、パフォーマンスが実際のGPUの能力よりも低く出てしまうようです。
第一世代のCore i シリーズのCPUに内蔵されているGPUは、Windows 8.1用のドライバーが提供されていません。そこで、Windows 7用の最新ドライバーを利用することになります。しかし、Windows 7用のドライバーは、そのままではWindows 8.1で利用することができません。
ということで、Intel社のサイトから提供されている2013年1月30日付のバージョン8.15.10.2993というドライバーを利用することにしました。ここではThinkPad X201sのWindows 8.1 Updateへ、最新のWindows 7用Intel® HD Graphicsドライバーをインストールする方法を紹介します。
まずは、Intel社のサイトからドライバーをダウンロード
インテル社のWebサイトより、以下のドライバーをダウンロードします。
Windows 7* 64 および Windows Vista* 64 用インテル® グラフィックス・メディア・アクセラレーター・ドライバー (zip 圧縮形式)
インテル® HDグラフィックス内臓インテル® CoreTMプロセッサー用インテル® HDグラフィックス・ドライバーをZIPファイル形式でダウンロードします。2014年11月29日現在、上記のドライバー (2013年2月19日付バージョン15.22.58.64.2993)が最新になっています。ダウンロードしたZIPファイルを展開しておいてください。
INFファイルの修正
先にも記述しましたが、Windows 7用のドライバーは、そのままではWindows 8.xでは利用できません。そこで、INFファイルを修正してWindows 8.1 Updateへインストールできるようにします。実際には、展開したZIPファイルの、”\Win7Vista_64_152258.zip\Graphics\kit51428.inf” を修正します。”kit51428.inf” ファイルの [IntelGfx.NTamd64.6.2]以下へ、[IntelGfx.NTamd64.6.0]以下の2行をコピー&ペーストします。(以下の修正前の画像と、修正後の画像をご確認ください)
修正前 ( [IntelGfx.NTamd64.6.0]以下の2行をコピーして、[IntelGfx.NTamd64.6.2]以下へペーストします )
修正後
デジタル署名の確認を無効化して、Windows 8.1 Updateを起動
Windows OSではデフォルトで、品質が認証され、かつデジタル署名されたドライバーでなければ、インストールできないようになっています。今回は、先にINFファイルを修正したため、Windows OSからは誤ったデジタル署名 (改竄された)と認識されてしまいます。そのため、setup.exeでインストールを試みても、以下のエラーメッセージが表示され、インストールできません。
そこで、Windows OSの設定を変更し、デジタル署名の確認を無効にしてからドライバーのインストールを行います。デジタル署名の確認を無効にするためには、Windows OSの起動オプションで変更します。では、手順です。
- チャーム ( [Windowsキー]+[C] で左側に表示される) の[設定]をタップ/クリックし、[PC 設定の変更]をタップ/クリック
- “PC 設定” で、[保守と管理] をタップ/クリック
- “保守と管理” で、[回復]を選択し、 ”PC の起動をカスタマイズする” の [今すぐ再起動する] をタップ/クリック
- 再起動後の “オプションの選択” で、[トラブルシューティング] をクリック
- “トラブル シューティング” で、[詳細オプション] をクリック
- “詳細オプション” で、[スタートアップ設定] をクリック
- “スタートアップ設定” で、[7] キーを押す
これで、デジタル署名がされていないドライバーをインストールできるようになります。
ようやく、Setup.exeでドライバーのインストール
あとは、もうSetup.exeをダブルクリックしてインストールするだけです。途中で、”ドライバー ソフトウェアの発行元を検証できません” と表示された警告のダイアログが表示されます。
先にINFファイルを修正 (改竄) しているので、これは正しい警告です。先に、”デジタル署名の確認を無効化” していない場合は、このダイアログさえ表示されずにインストールに失敗します。
デジタル署名が正しくないことを自分で知った上でインストールを試みるのですから、ここでは[このドライバー ソフトウェアをインストールします] をクリックしてインストールを継続します。順調にいけば、セットアップが終了するので、”セット アップの進行状況”ダイアログで、[次へ]ボタンをクリックします。
”セット アップ完了” ダイアログで、[はい、コンピューターを今すぐ再起動します。]ラジオボタンを選択したまま、[完了]ボタンをクリックして再起動します。
これで最新のWindows 7ドライバーのインストールは終了です。今回は、ThinkPad X201sで行ったこの手順は、第一世代のCore iシリーズのCPUを搭載したPCすべてで利用できます。
グラフィックス のパフォーマンスが若干向上します
インストールが完了したところで、WinScoreShare.exeで、”グラフィックス” と “ゲーム用グラフィックス” のパフォーマンスの向上を確認します。”グラフィックス” では3.4から4.2へ向上、”ゲーム用グラフィックス”では3.3から3.8へ向上します。この向上を実際の作業で体感できるかどうかは別ですが…
ThinkPad X220以前のThinkPad Xシリーズのキーボードやトラック ポイントはいい
自宅での利用は、Windows 8.1 UpdateをインストールしたThinkPad X201sを中心にするようになっています。8GBメモリを実装したLenovo ThinkPad X201sは最高です。移動の際にはMicrosoft Surce Pro 2を利用していますが、マン-マシン インターフェイスの使用感はThinkPad Xシリーズの比ではありません。ThinkPad X220もキーボードやトラック ポイントはよいのですが、画面解像度が低すぎて操作性が悪いのが欠点です。マン-マシンインターフェイスという点では、Lenovo ThinkPad X201sは最高です。

最新ニュース
coron's Source - 全国 generated by Nordot
- 警察官の卵、府中の学校施設見学 保護者も参加、意欲向上へ警視庁by 共同通信 on 2025年2月15日 at AM 7:26
警視庁は15日、新人警察官が訓練に励む警察学校(東京都府中市)で、試験に合格した25年度入庁予定者ら...
- 万博、各国からゆるキャラ続々 ミャクミャク人気頼みも?by 共同通信 on 2025年2月15日 at AM 7:24
大阪・関西万博に参加する海外各国が明らかにし始めた展示内容で「ゆるキャラ」の活用が目立つ。国の代表的...
- クロップ氏がJ2開幕戦視察 レッドブルが買収の大宮by 共同通信 on 2025年2月15日 at AM 7:23
イングランド・プレミアリーグ、リバプール前監督のユルゲン・クロップ氏が15日、さいたま市のNACK5...
- 石川の男性が滑落し死亡 福井・大野の荒島岳by 共同通信 on 2025年2月15日 at AM 7:19
福井県警大野署は15日、大野市の荒島岳(1523メートル)で石川県中能登町の男性会社員(61)が滑落...
- 自傷や自殺未遂、20代が最多 救急搬送は2000件中28%by 共同通信 on 2025年2月15日 at AM 7:17
自殺未遂などの救急搬送症例を登録するシステム「自傷・自殺未遂レジストリ」が始まった2022年12月か...
- ジュビロ磐田 後半3得点で開幕戦を制す 水戸に3-2【J2第1節速報】by SBS NEWS on 2025年2月15日 at AM 7:15
サッカーJ2リーグ第1節が2月15日行われ、今季からJ2で戦うジュビロ磐田はホームで水戸ホーリーホッ...
- 【速報】【J2】開幕戦で藤枝MYFCは徳島に敗れるby 静岡朝日テレビ on 2025年2月15日 at AM 7:11
- 【速報】【J2】ジュビロ磐田 開幕戦は水戸に辛勝by 静岡朝日テレビ on 2025年2月15日 at AM 7:11